妊娠中や高齢など、便秘に悩まされているけど無理な運動ができないという人もいらっしゃるかと思います。そんな方には体に負担をかけず、内臓や腸の働きを活発にできる股関節ストレッチをおすすめします。

股関節ストレッチでお腹をスッキリさせよう!というダイエット方法が最近流行っているので、興味がある方も多いでしょう。

でも、股関節とお腹痩せがどうして関係あるのでしょうか?
お腹を痩せさせるためには、デトックスで老廃物を出し、筋肉を鍛える必要があります。

だけど、お腹周りや股関節と言うのは、普段は動かすことがないので冷えてしまい、内臓器官の働きが低下したり、筋力も低下します。

特に、お尻や太もも裏のハムストリングスの部分は疲れが溜まりやすいので、下半身の血液循環も低下します。すると、老廃物の排出が滞ってしまい、さらにお腹周りに脂肪がつきやすくなってしまうのです。

そこで、股関節をストレッチすると、股関節周辺の動きが柔らかくなって血液循環が良くなります。血液循環がよくなれば、下半身の循環もアップしますし、お腹まで温まりやすくなります。

そのため、内臓器官の働きも活性化されますから、下半身の老廃物などの排出がスムーズになります。

さらに、ストレッチによって股関節の筋肉が刺激されるので、連動してお腹の筋肉が引き締まります。だから、股関節ストレッチをすると、お腹がスッキリするのですね。

腹筋などの筋力トレーニングはハードですし、腰を痛めてしまうこともあります。でも、股関節ストレッチなら手軽で安全に出来るので、簡単に毎日続ける事が出来ます。

最近体を動かしていない、冷え性、下半身がだるい、という方は股関節が硬くなっている可能性があります。股関節ストレッチなら、こういった症状を改善しながら、お腹をスッキリさせることが出来るので一石二鳥のと言えますね。

腸に溜まった老廃物を追い出すガス抜き体操

便秘になる人の腸の特徴は、お腹にガスが溜まっていることが考えられます。ガスが溜まると腸内運動の妨げになるため、ストレッチでこまめに抜きましょう。

  1. まず、布団やベッドの上で上向きになって寝転がります。
  2. 次に、どちらかの足を腰の方へ引き寄せて両腕で抱え込むポーズをとりましょう。
  3. そのポーズのまま複式呼吸を10回、ゆっくりと行います。
  4. 今度は反対側の足を抱えて、同じことを繰り返してください。

この動作を1セットとし、3回繰り返してみましょう。
早い人だと、10分くらいで腸の動きが活発になった合図としておならが出るようになります。

不必要なガスがお腹の中から出て行くことで腸が正常に動き出し、お通じもくるようになるでしょう。寝たままの姿勢が辛い人は座って行うことも可能ですので、気が付いた時にやってみてくださいね。

寝る前が効果的な胎児のポーズ

  1. 上向きに寝て両膝を両腕で抱えこんだら、おへそを見るようにして背中を丸めます。
  2. この体勢を維持しながら、30秒間ゆっくり呼吸を繰り返してください。
  3. お腹が動くくらい、大きな深呼吸を繰り返すといいでしょう。
  4. 30秒経ったら、この姿勢のまま色んな方向へゆっくりと転がります。
  5. 起き上がりこぼしのような感覚で、そのままゆらゆらと1分位揺れましょう。

腸は、寝ている間に体の機能を正常に調節する働きがあると言われています。
寝る前に腸の動きを活発にすることで体内環境を整え、翌朝お通じを促してくれるという訳です。毎日続けることで、大きな効果が期待できるポーズです。

最後に

ストレッチを効果的に行うには心がけも大事。
効果を最大限に引き出すには、結果が現れやすい環境を作る必要があります。

運動を始める前には、必ず水分を取るようにしましょう。水分補給で胃を活発にさせてストレッチをすると、胃の影響を受けて小腸や大腸も活発になり早い効果が期待できます。

更なる効果を期待するなら、運動するタイミングにも気を配りましょう。便秘の中には、自立神経の乱れが原因で起こるものがあります。特に腸は影響を受けやすく、それが元で便秘になる人も沢山いるのです。

ストレッチは身体を整えるのと同時に、精神の状態を落ち着かせてくれる働きがあります。朝起きた時などは自立神経が乱れている事が多く、腸の状態も良くありません。

朝一のストレッチは自立神経が整ってスムーズなお通じを促すため、便秘改善にはとても効果的だと言えるでしょう。空いた時間で誰でも気軽に出来るのもストレッチの魅力です。

運動するタイミングや心構えに気をつければ、高い効果を期待することができます。上記2つのポーズは効果絶大なので、是非続けてみてくださいね。